赤ワインの特徴
濃色の黒ぶどう種より作りあげられる赤ワインは、赤と言いましても赤黒い様なとても濃いカラーが特徴的なワインでありまして、黒葡萄を皮ごと押しつぶして醸造させ熟成するという特色が見られます。
室温に因る発酵によって生み出される赤ワインは、飲食店などで出される時でも室温程で飲まれるのが通例で、熟成期間の非常に短い赤ワインは色が薄めで、熟成期間が長期にわたるととても濃い赤色へと変わります。
長期に亘って熟成されている赤ワインには、明かりに対して透させても光が通過しないくらいに濃色なタイプも見受けられます。
味に関しても外観どおりに、重いものが非常に多く、白ワインと断然異なるのは味に渋みが非常に強く感じることができる部分になります、アルコール度数も高いので飲み口についても重厚感があります。
赤ワインと肉料理との関係性
よく赤ワインは肉、白ワインには魚が合うと見なされることがあります。
赤ワインの味わいは、苦味と酸味が特色になりますので、味の淡白な白身魚のクッキングですと赤ワインだからこその苦味が精巧な料理の味を上書きすることから、苦味ばかりが強調されてしまった味わいなってしまいます。
しかしながら牛肉による料理は旨味、あるいは甘みの非常に強い料理が多いことにより、赤ワインの非常に強い苦味は料理が持っている味のバランス状態を調整してくれるので相性が合うといえます。
ワインの具体的な効能
世界的な規模で愛されるワインは、適量ならば身体の健康に実効性があることは誰もが知っている話です。
ポリフェノールといった身体にとって有効な成分が内包されています。
ポリフェノールは活性酸素を滅する効果を発揮します。
要するに活性酸素からくる動脈硬化に歯止めをかける働きをします。
人にとりまして動脈硬化は恐ろしいといえ、適量のワインを飲酒することで予防することができるということで実用的です。
さらに、ワインはポリフェノールだけに限らずカリウムに関しても包含されています。
カリウムが人体内でナトリウムと融合することで、高血圧を阻止する働きがあります。
また、一日あたり、1杯から2杯のアルコールの摂取には骨密度を高く上げる効果を発揮するといわれています。
つまり、ワインには骨を改善する効果効能もあります。
また、赤ワインのポリフェノール成分のレスベラトロールにおいては、寿命を引き延ばす効果があるといわれています。
原則として赤ワインのほうが、身体の健康効果が高いと意識しておくと良いでしょう。
あらためていうまでもなくワインの飲み過ぎは良くありませんので、そういう点だけは留意することが大切です。